前回の続きです。
飲食店を退職して生命保険会社に入社しました。
飲食業以外に携わるのも初めてで、さらに営業職ということで全くの未知の世界に飛び込むことになりました。
入社して1ヶ月間は研修期間になっていて保険を販売する資格取得の勉強や、対お客様の会話シミュレーション(俗にいうロープレです)をひたすらしました。
中途採用しかない会社なのですが、元々営業職をされていた方や銀行員の方が多く、飲食店出身者は支社に一人もいませんでした。。
全国的にもかなり少ないと思います。
私自身そういうところをコンプレックスに感じていたので、1ヶ月間必死に勉強しました。
毎日朝7時半には出社し夜中の26時まで支社にこもって勉強等していました。
平均睡眠時間は2時間ぐらいだったと思います。
その甲斐あってか一般課程の試験は合格点70点のところを99点で合格することができました。
ロープレも何十回もして自身は日に日について行きました。
そして1ヶ月経ち、いよいよ営業デビューになりました。
入社した保険会社は飛び込み営業をほとんどせずに、知り合いに話を聞いてもらい、販売して、紹介をもらうというスタイルでした。
知り合いに電話をたくさんして1ヶ月間で50人以上の方にお話をさせていただくことができました。
一人一人、まず今の生活環境をお伺いして、後日プランを持っていって話し合い、さらに後日訂正したプランをお勧めするといったローテーションでした。
ざっくりですが、1ヶ月間で50人×3ということで約150件のアポがあるということになります。
1日は移動してカフェに行きお話をして、移動してカフェに行きお話をして、、、といった動きでした。
ガソリン代、高速代、カフェ代、、1日に2万円弱ほど毎日営業で使っていました。
毎日めちゃくちゃ忙しかったですが、嬉しいこともありました。
一番中のいい友達がめちゃくちゃ保険に対して感動してくれた事、
よく面倒を見ていた後輩が、よく話も聞かずに「先輩が言うならそれで」と契約してくれたり(本当は良くないですね。笑)、と
もちろん私自身保険の営業マンになった以上、契約をいただける事はめちゃくちゃ嬉しい事なのですが、補償の本当の大切さを知ってもらえた時が一番嬉しかったです。
なので、入社した会社が医療保険があんまり良くなかったので、医療保険が欲しいお客様には別会社の保険を勧めたりしていました。(自分の成績等には何もなりません。)
1ヶ月が終わった時点での成約人数が13人でした。
営業所で定められていた目標が20人でしたので、支社長や営業所長に大変申し訳ない気持ちになりました。
お二人とも少し残念そうな顔をされてたのが脳に焼き付いてます。
ただ、実は成約人数が13名で全国同期3位という成績でした。
⑤に続く